本当はずっと分かれていない、あっちとこっち。

今朝のレッスン後、北山の進々堂(パン屋さん)に行ったら、いしいしんじさんの短編小説が置いてあった。
 
 
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「パンとサーカス」
 
 

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みんなほんとうはきこえてるんだと思うな、パンや、ごはんや、山や、海や、流れる水の声が。それをきっかけに、みんな、自分の好みを抜け出し、それまで思ってもみなかったことをはじめる。とじこもっていたなかから外へ、よちよちとでも歩み出す。不意にきこえだした、あたらしい声に導かれて。
 
 
よちよち歩き、昨日のごはんメモで同じ言葉を書いた。

柔らかい言葉。

良くも悪くも、行ったり戻ったりを許す言葉だなと使いながら思うのは、

すくと立ってすたすたと歩むことが、スイッチひとつですぐにでも出来ることを、どこかで感じているから。

決める度合い。




 
今週のなかば、緊張じゃなくて遠慮をしながらマントラを唱えていると気付いて、金曜日から遠慮しないぞと決めて唱えています。

よく響く感じがしたり、単に強いだけのような感じがしたり、色々です。