週末、manaiでおはなし会を開催しました◎
「ちいさくてひろいおはなし会」
ちっぽけに思える自分のことを、よーく感じたり、とても優しく触れて大切にしたりしてみる。
そうすると、人や環境と上手く繋がろう〜と頑張っていた時よりもずっと、まわりと関わっていくことが楽になった。
小さな世界を大切にしていると、ひろい世界とも繋がっていく。
そんな自分の体験から、この名前をつけました。
内容は1回完結の予定でしたが、参加者の方と相談した結果、定期開催のおはなし会をやっていくことになり、今回はそのイントロダクション的な会に。
初めてじっくり重ねていくおはなし会を開くことになって、改めて今までのことを振り返ったりしました。
自分が大体どんな順序で観てきたかなということと、実感出来ていること、ぴんときていないことなどを整理して、
先生にしてもらったのと同じようにお伝えしたいなぁという部分や、
実感していることを踏まえてこういうふうにやってみようと思ったことを書き出したり。
そうして1回目の内容を決めました。
ぴんときていないところは、引き続きじっくり感じながら、今後の会の中で今のそのままの感覚をシェアしつつ、みんなに意見を聞いてみたりもしたいなぁと思っています。
第1回目となる今回は、ヨガを始める前と始めてからのこと、そして現在地とこれからのことを、みんな自分に問い掛けて、出て来た想いやイメージをシェアしました。
違った経験を持った人たちが集まって言葉をシェアするだけでも気付くことがたくさんあって、ひとり頭の中でぐるぐるしていた時には導き出せなかったことがポーンと見えたりすることもあったりして、グループの良さってあるなーいいなぁと、会の途中何度となく思ったのでした。
おはなし会全体通して感じたことは、
この会に集まってくれた人たちはみんな、ただ自分に戻りたいだけなのだということ。
「変えたい・変わった・目指す・なりたい」
などの言葉を使って共有して下さった想いや結果というのは結局、自分のところに「戻りたい・戻って来た」というようなことだったのでした。
言葉は、出すことの良さもありますが、難しさもあると思う。
3時間、とっても集中して聴いていました。
いろんな質問をしたけれど、これからの暮らしの中でどうありたいかという問い掛けには、こんな想いを聴かせて下さった。
- 自分の身体にとって何が本当に大切なのかをしっかり感じられるようになりたい。
- 自分は大丈夫だろう、出来るまでやらなければいけないと思って頑張りすぎて殻に閉じこもったりしがちだったが、駄目なときは駄目でまわりの人にもそれを素直にシェア出来るようになりたい。
- 欲が強い。不自由ないのについ欲が出てしまうので、足りていることを感じられるようになりたい。
- 欠点と感じているところも含めて自分のことを大切にしたい。
- まわりに流されず自分の気持ちに素直に生きたい、また人に対しても誠実でありたい。
すごい分かるなぁと思いながら聴いていました。
私は先生と出逢ってから、すごく楽になったし、幸せだなぁと感じられることも多くなったけれど、何もなくなってはいないと思う。
感覚がぼんやりする時もあるし、頑張りすぎたりもするし、素直になれない時もあるし、欲が溢れる時もあるし、受け入れられないところもあるし、流されてしまうことも小さな嘘をついてしまうこともあります。
小さくなってきたなぁとは感じるけれど、まったくなくなるってことは私にはちょっと想像がつかない。
いろんなことが起きるけれど、
- 自分を傷つけることや考え方を必要以上にしなくなってきたこと
- うわーと思うような出来事の中にもあるちょっとの光を観られるようになってきたこと
- 自分の中や自分のそばに何気なくあるものに対する有り難みが増したこと
これらのことが、楽になったポイントかなと感じています。
それまでの過程に起こったことや気付いたこともまた改めて振り返ってみたいと思いました。
おはなし会では発言することを強制しないようにしていますが、今回は全員とてもたくさん話して下さいました。
おはなし会の後もメッセージを下さったりして、
みんなそれぞれの中で、帰ってからいろんなことが始まっているのだなぁと感じました。
私は、自分の真ん中に戻るということについて、改めて自分自身に聴いてみたりしました。
私の中でもまたいろんなことが始まっていて、こういう機会を頂けたことをとても有り難く感じています。
それぞれが、今回シェアした言葉たちをどこか片隅に感じながらこの1ヶ月を過ごしていく。
次のおはなし会ではどんなものに出逢えるのか、どんな風に流れていくのか、ドキドキですが楽しみです。
来て下さったみなさん、本当にありがとうございました。
来月もよろしくお願いします*