ちいさくてひろいおはなし会 シリーズ1-1「信頼」

昨日は、月に一度のおはなし会の日でした。

 




信頼というテーマの1回目。
 
みんなから色々な言葉が出てきていたけれど、「信頼」とどんな言葉やイメージをセットにしているかを感じることによって、この言葉自体よりは自分のことについて、それぞれに見えたことがあったように思います。
 
言葉については「 信頼ってこういうもの」と口にした瞬間に「あれ?」となる、そんな場面が何度となくあったのが印象的でした。

時間が経つにつれて、自分との関係がおはなしの真ん中になっていって。

ひとりひとりの言葉が、私の一部や記憶をつついてくるようだった。

はっとさせられました。





段々といつも参加してくれる人も増えてきて、感じることピンとこないこと、自然に話し合えるようになってきている全体の空気を感じて嬉しくなりました。

いろんな面を表現し合えることっていいなって、こういう時本当に思う。

深いところで繋がっていく感覚がある。

自分との関係も、まわりの人との関係も、やっぱりそういうふうにありたいんだなって思ったのだけど。

反面、日常では、いいところを見せたいとかここは見せたくないとか、そんなふうに思っている自分がたくさんいるということが、今回は特にはっきりと浮かび上がってきた。

頼りにしてもらえるように、(すごく表面的な)心地よい反応を得るために行為したりするようなことを、驚くほど無意識に、良さげな理由をくっつけてやっている。

自分と手を繋ぐことを望みながらも、虚しさや余計な厳しさを自ら生み出す、愛するにはほど遠いことをしがちだなぁと、私はそんなことを感じたのでした。

これからまた次のおはなし会までの1ヶ月、行為や言葉をよく感じながら過ごしたいと思います。





今回も真ん中の音と繋がって、それを表現してくれて、本当にありがとうございました。

次回のシェアも、とっても楽しみにしています。