Nao先生ワークショップ

金曜日の夜、テラスで記念すべき初のヨガワークショップでした！

第一回目は、はじめてのマントラ入門講座。

講師はNao(渡部直子)先生。

AKI先生から、

「すっごく素敵な先生で、大好きなんです！」

とよく聞いていたのですが、今回初めてお会いして、私も大好きになってしまいました。

スタジオの入口で挨拶をしたその瞬間から！

笑顔、声、なんだかエネルギーが凄くて。

おんなじ空間にいるだけで楽しい気持ちになってしまうような感じ。

AKI先生以来の衝撃でした。笑

Nao先生に感じたのは、初めはとにかくおっきなエネルギー。

なのに、ぐいんぐいん押されるんではなくて、

「はい、開けとくね！」

って、言ってくれてるような感じ。

だから、

ぱーって思わずこっちも開いちゃう。

エネルギーが気持ちよく行き来する感覚。

そこに表情、ユーモア、分かりやすさ、絶妙な間の取り方が加わって、お話がそれはもうすぅーっと（時に小躍りで！）入ってきたのでした。

今回学んだ「マントラ(mantra)」というのは、manas(マインド→考え)とtrana(守る・解放する)というふたつの言葉から出来ています。

自分を縛っている考えから解放する、守るために、唱えられてきたのだそうです。

マントラの数はたくさんあるのですが、このワークショップでは、先生と生徒さんとの関係について唱えられているマントラ「Saha navavatu(サハナヴァヴァトゥ)」を学びました。

みんなで学んでいく前に「聴くヨーガ」としてNao先生がひとりで唱えて下さったのですが、その時にこんな一言。

「どこで聴いているのか？

耳はただの受信器で、実はもっとふかーいところで聴いています」

マントラを聴いていたら、泣きそうになりました。

楽器、歌、呼吸の音、マントラ、キールタンで悲しくないのに涙が出ることがたまにあったのだけど、そういう時ってすっごく開いていて、自分のど真ん中に響いた時なのかなぁと思った。

それからみんなで練習。

一文一文、細かい発音の仕方を教わりながら何度も唱えていたら、体が熱くて熱くて！

みんな、いつの間にか背筋がピーン！

呼吸・舌の使い方・音の方向性・強さ・伸ばすところ・スペース。

アサナとおんなじだ。

「口の中の宇宙を感じる」という言葉が、印象的でした。

とにかくひとつひとつの説明がおもしろくって、みんなでたくさん笑った！

何度か一緒に通して唱えた後、最後にもう一度、言葉の意味を感じながら一緒に唱えましょうと言われてハッとしました。

これもやっぱりアサナと同じで、正しく上手くやることに集中しすぎると、大切なことを忘れてしまう。

言われたとおり意味を感じながら唱えてみたら、さっきまで意識出来ていたところが抜けたりしました。

でも、それでひとまずいいんですよね。

上手くなることだけ追いかけてると、途中で「あれ？何やってんだっけ？」ってなったりして。

学びつつ練習しつつ、ちゃんと感じる。

Nao先生が講座のはじめの方に仰っていたことがあって。

「頭は頭がそんなに良くなくて、体の中には頭より賢いやつが住んでる」

なんかそれめちゃくちゃ分かるー！

でも忘れるときあるー。。。！

その頭より賢いやつのことを信じてあげて、そいつがイキイキしてくるような練習をしようって改めて思いました。

もっと気持ち良く、キラキラ生きたいなーと思って始めたことだもの。

みんなで唱え終ったら、すーっと空気が静まって、じわーんと体全体で呼吸している感じがして。

バラバラとここに集まって来た私たちが、一匹の大きくてあたたかい生き物になったような不思議な感覚。

「何か感じるものがあれば、ぜひこれから唱えてみて下さい」と、Nao先生。

今回参加されていた方々は心地よさを感じられているようでした＊

私にとっても、マントラの世界は大きく心揺さぶられるものでした。

クラスのはじめに唱えてみようと思います◎

最後に記念撮影。