昨日はお正月ぶりにおかあさんとごはん。
会うと必ず喫煙席に連れていかれて煙草臭くなるのでいつもそれだけが嫌だったのだけど、今回になってやっともう諦めがついた。
おかあさんにとっては、煙草もお菓子も新鮮な野菜も健康食品も冷凍食品もぜんぶ一緒なんだと思った。
投げやりなわけではなくて。
何かに特別こだわることなく、ただ自分がいいと思うものを取り入れている。
「おかあさんな、見た目以外昔と全然変わってない。あんたらはすごいやん、年々いろんな変化があって、やりたいことがあって、ほんまに尊敬するわぁと思ってな。おかあさんずっとおんなじ。自分のごはんもちょっとでええねん、あきみちゃん(リスザル)のこととか人のことはするけどな。」
「でも別に変わりたいって思ってないやろ?何かになりたいとかないんじゃないん?」
「まぁそうやな。」
「それもいいと思うけど。」
「なんかせな呆けてまうかなとは思うけどなぁ。」
かわいい人。
小さくおしゃれをして、薄くお化粧をしていて、自分のことは必要な分だけ。
そばにいる人や動物のために動く人だけど、必要以上はやらない。
淡々と生きている人。
先週のAKI先生との会話を思い出した。
どんどん動いて、みんなを照らすんだってスタジオをやっていて、
「何がそんなにAKI先生を動かすのか」
って質問をしたのだけど。
楽しいから?と聴いたら、それはもちろんあるけどそれだけじゃないと。
自分がどこまでやれるか限界にチャレンジする、難しいかなぁと思うようなことも試して達成するのがすごく好きなんだと言っていた。
おかあさんは、変化を自然に受け入れているんだと思う。
AKI先生は、移ろう中で絶対に変化しないものを信頼していると思う。
それぞれ素直に生きていて、全然違うのだけど、なんとなく示してくれているものは同じのように感じたのでした。