ぜんぶ光になる

昔に受けた影響と、そこで根付いたものと、今も無意識に繰り返してしまっていること。
この週末はそれらと向き合って、ずっと泣いていた。
久しぶりに全部から切り離されたような孤独な気持ちに覆われて、体も心も痛くてぐったりとした。

今朝になって、一度ぐちゃぐちゃになったものが少し整理できたことと、あたたかい朝日とお布団に包まれていることをはっきりと感じたことで落ち着いた。
こういう痛みがたびたびやってくるだろうということに対する覚悟と、歩きながら一つひとつとことん解いていこうという決意が今までよりもう少し強まった。

私は昔、自分の体を自然のままではなくして、心にはいろんなものをまとった。
ぜんぶ、寂しさから逃れよう 良くしよう 守ろうとするために、意識的に、または無意識にやったこと。
結果、一番望んでいない苦しんだり裏切ったりすることを重ねてしまった。
ずいぶん解けたと思っていたけれど、まだまだたくさんあった。
周りから受けたことよりも、それをきっかけにそのあと自分が自分にしたことの方がずっと強く残っていると思う。

戻ってこないものは戻ってこない。
終わってしまったことは仕方がない。
だからといって、悲しんだりすることを止めないでいい。
湧いてしまっているものをないことにしなくていい。
今回改めて痛みをちゃんと感じたら、これからの自分を笑顔にするための力が湧いたように感じた。

これからの日々は、よく感じて気づいたら、正直を重ねていくことができる。
素直でいることや、自分で選択をして行動することの怖さから楽になる方法は、そうしようと決めて実際にそうしてみることしかないみたい。
今はそれが結構大変だけれど、重ねていきたい。
気づけたこと、見えるようになった光もたくさんあるから、大丈夫だと信じられる。


私が経験した闇と光は、もっと安心してそのままの自分を生きたいと願う人に寄り添うために使えたらいいと思う。