マントラの決まり通りの唱え方というのは、とてもまっすぐです。
だけどそのマントラを唱えることによって浮かび上がってくるものや受け取るものは、さまざまだと思います。
いろんな抑揚・表情・心情・風景が、それぞれの目に、耳に、声に、心に、体に表れてくる。
みんな日々、楽しみ 苦しみ はっきりしたり 見えなくなったり 好きになったり 嫌いになったり 表現したり 閉ざしたりして生きている。
みんな日々、楽しみ 苦しみ はっきりしたり 見えなくなったり 好きになったり 嫌いになったり 表現したり 閉ざしたりして生きている。
それが、表れてくる。
私はそれが、愛おしいと思う。
揺らぎの真っ最中は愛おしいだなんて言っていられないけれども、仕舞い込まず、ただどっぷりと揺らげることもまた、とても大切なことだと感じます。
どーんと落ち込んでいるあいだや、そのあとに、どんなことの中にも学びや光があることをどこか漠然とでも信じていられたら、少しでも見つけられたら、それがこれまでの癒しになり、これからの大きな支えになってくれる。